今日、11月22日はいい夫婦の日、ですね。こう呼ばれるようになったのはいつのことだったか、忘れてしまいましたが「いい夫婦の日」とわざわざ名前を付けて毎年話題になるくらい、恋愛、結婚、夫婦、という人間関係については多くの人々の深い関心ごとなのでしょうね。
人生80年時代から100年時代に変化すると夫婦、パートナーと過ごす時間が20年長くなります。
「100年生活研究所」では100年時代において夫婦・パートナーの価値観について調査をおこなったそうです。
80年時代では「価値観の一致」が重要とされ、結婚相手を決める際のポイントにもなっていました。価値観の一致は結婚の決め手ベスト5に入ってくるような項目だったように思います。
調査の中で仲の良い夫婦であっても必ずしも価値観が一致しているとは限らず、
「怒り」「趣味」の部分では40%もの回答が「一致しない」と答えていたようです。
非常に納得してしまうところでしたが人生100年時代では「価値観を一致」させるのではなく、
お互いの違いを認め合い、相手を尊重することこそが夫婦の長続きの秘訣ではないかと通勤中のラジオの音声で聴きました。
本当にそうで、夫婦になるお相手とは似ているからうまくいく部分もあるけれど自分にないものを相手がもっているからこそ、うまくいく、足りないものを補い合っているからうまく毎日がまわっていく部分もとても大きいからです。
別の環境で過ごしてきた他人同士が結婚するわけで「違っていて当たり前」な部分もあるのが普通。相手の考えを尊重できるから相手からも尊重される。
そのほうがお互いに生きやすいと思うから。きっと「生きやすい」=「息がしやすい」だから夫婦でいられるのかなと思うのです。
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