長年過ごした「独身」の立場から結婚して新しい家族を作ることに漠然とした不安を感じてしまう人も多いことでしょう。
頼りになるご両親が近くにいてくださったり、慣れ親しんだ環境で仕事をしたり、趣味を楽しんでいればなおさら「変化が恐い」「今の心地よさを失いたくない」と思うかもしれません。
でもね、安心してください。
「マリッジブルー」という言葉もあるとおり、「変化する」ときには誰でも多少の不安を描くものなのです。
この記事を読めばこんなことがわかります。
〇「変化が恐い」のは当たり前。人間は現状維持を好む生き物。
〇結婚したら自分ではなくなるわけではない
〇維持したい事柄を整理しておくと安心(今の会社通勤圏内、同じ県内、など)
それでは内容にいきましょう。
コンフォートゾーン(あなたにとって安心安全な領域)を出るのは誰でも怖い。
心理学でよく使われる言葉で「コンフォートゾーン」があります。
人は多かれ少なかれ誰でも今の環境は安心安全で快適な環境から「変化」することに恐怖感を感じます。一生懸命に「外に出よう」としても「変化」が恐いのでこの慣れ親しんだところに戻ろう、戻ろうという心理が働きます。
良くも悪しくも人間というのはそういう動物だということです。
変化が恐いと感じるのはあなただけではない
「マリッジブルー」という言葉もあるように婚活経験者ではなく、付き合っていた彼氏からプロポーズされ、これでやっと好きな人と家族になれると喜んでいるような場合でも一時的に不安に襲われることがあるようです。
特に女性の場合はご主人の転勤についていったり、遠距離恋愛だったりした場合に男性側の勤務先の近くに引っ越す、など結婚で姓が変わる以外にたくさんの変化を経験します。
大前提として「あなただけでなない」のでご安心くださいね。
結婚したら自分がなくなるわけではない
独身生活が長くなってきた、アラサーからの婚活。
自分のペースもできて、気の合う友人もいて、仕事にもやりがいを感じている、昇進の話も来ていたり、起業したりしているかもしれませんね。
結婚しても自分はなくならない理由
①結婚してもすべてを相手に合わせなくてもいい
アラサーからの婚活の場合、「自立した大人同士の結婚」になります。当然、旦那様もおれ流な部分を持っています。
あなたがあまり合わせようとしすぎることは返って相手を疲れさせてしまうかもしれませんよ。あなたがあなたのペースで楽しく過ごしていてくれたら旦那様も安心していられるでしょう。
②自分自身のハンドリングが未来をつくる
結婚してからどんなライフスタイルを送りたいのかを少しずつ考えながら婚活を進めていきましょう。
お相手がどんな方であっても自分自身がどうしたいのかがわかっていればどんな方と結婚するのが心地よく過ごせるのかが見えてきます。
いつもどこにでも一緒に行きたいタイプの方と個人の時間も大事にしたいタイプの方だと時間の使い方もかなり変わってしまいます。
どちらかが合わせなくてはならないとなったら大変ですよ。
「ひとりでもきっと生きていけるけれど結婚したらもっと豊かになる」そんなアラサー女性は男性も安心して一緒にいられます。
現状維持したい項目を整理しておくと迷わない
今の仕事、住環境、地域、人間関係などで「このまま継続したい」と感じているところはありますか??
結婚する相手次第でどこにでも引っ越しできるのか、だれも知っている人がいないところに行くことも受けいれられるか?
それとも「地元にいたい」「今の仕事を続けたい」のか??
自分にとってこれからも大切にしていきたいつながりや環境ってきっとあるのではないでしょうか。
結婚相手に求める条件を絞ることにもつながるのですが自分にとって失くしたくないものを失っても大恋愛なら幸せとは限りません。
いざとなったらいつでも、一からやり直せる。
アラサーからの婚活となると社会の色々なところを見てきて、ある意味計算高くもなりますし、執着も出てきます。
自分自身が努力して手に入れたものは手放す前にじっくり考えて手放しましょう。
結婚してもうまくいかず、離婚する夫婦も多い時代、「いざとなったらやり直せる」状況を用意しておけたらなおさら安心です。
結婚しても一個人として生きていくことに変わりはないのですから
「結婚」という節目を経ても「変わらないでいたい」部分は自分なりに決めて、そこに寄り添える方とご縁があって結婚することができたら
変化も恐くありませんし、人生にとってプラスでしかないと言えるはずです。
いかがでしたか??
何かが変わるときは誰でも不安を感じます。みんなそうなのです。少しでも参考になれば嬉しいです。
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