「もっと自分中心に生きていい」
この言葉に救われますよね。今となっては「良い経験をさせてもらった」と思っていますし、なんのわだかまりもありません。
が渦中にいたときは本当に辛かったこと思い出し、今お悩みの方におすすめの本を紹介します。
※具体的な親子関係の乗り越え方を知りたい場合はこちらもどうぞ。
婚活中の親子関係の乗り越え方 完全解説 | moon happy ライフワーキング (moonhappinesswater.com)
わたしが悩んで自分なりに解決したことが人気カウンセラーさんの言葉でまとめられています。
「ああ、そうだったそうだった」と感じると同時に『当時、この本を読んでいたらもっとラクに生きられたかも』と感じます。
今、婚活中でお母さんとの関係性で悩みを抱えている方にはひと筋の光りとなると思います。
また、婚活を卒業された方、自分も含め子を持つ母親として「子供との向き合い方」を考えさせられました。
わたし自身も親にされてきたことを無意識に子供にしていないだろうか、自分の支配下に置くような態度をとっていないだろうか、と。
母と娘の「しんどい関係」を見直す本 発売元株式会社学研マーケティング
著者=石原加受子さん (オールイズワン代表心理カウンセラー)
「自分中心心理学」を提唱する心理相談研究所オールイズワンの代表を務めていらっしゃいます。実績と経験豊富なカウンセラーさんです。
ひと言で言うととても読みやすい本です。
第1章から第7章までにまとめられていてとても読みやすい内容です。
お母さんとの関係で悩んだことのある人のほとんどがこの中のどこか、もしくは複数の箇所にあてはまると思います。私自身も「そうそう。わかる~」と心の中で何度も思いました。
〇すべての人間関係の元は「親子関係」 はっとさせられるのは自分も親だから。
〇「親子だから分かり合える」これには違和感を感じていたわたし。そのとおりだった
〇「わかってほしいと期待するのはやめる」わかる~。親子でも生きてきた歴史がちがう
そんな感じでどんどんとページが進む内容でした。
親になったからこそ目が留まった
肯定されて育った子供は「自分のため」に行動する
ここに今、親として子どもに対する心配が勝ってしまい、「あれは危ないから」「ここはお母さんと行こうね」になっていないか??
子供の「本当の気持ち」を受け止める
これって本当に難しい。。。。。
そして、
なんと言ってもここに救われる
「まず自分を優先する」と決断しよう
この項目では「自分を守ることに罪悪感はいらない」と説いています。
自分のテリトリーに土足で入ってこようとする相手に「NO」ということに罪悪感を感じる必要はありません。
「親子なんだから」という甘えから、お互いの境界線を無断で侵し合うからこそ、争いになっていると気づくべき、不要な我慢はせず、主張すべきところは主張して自分を解放していこうと「決断」することですと説いてさらに
自分を優先することを自分自身が認めること
を薦めてくれています。
言い争いから降りてみよう
わたしがとってきた方法もこれでした。
言葉が言葉を呼び、言わなくてもいいことまで口走ってしまうことってありませんか??
いちど口に出した言葉は消すことができません。
言葉は刃物だとわたし自身も感じてきました。軽く言ってしまったひと言が深く相手を傷つけてしまう場合もあることを恐れています。
この本の中でも
「世代が違う親と話が合わないのは当たり前」
「言い争いで寂しさは増幅していく」
「自分から争いを終わりにする誇らしさ」
と言い争うことを自分からやめることの大切さ、有効さを説明してくれています。
まとめ
結婚をめぐる問題で婚活そのものよりも、親子関係、とくにお母さんとの関係性で悩む女性は意外と多いようです。
乗り越える過程でなにか手がかりになるような文献があればいいなと思い、この本を手に取りました。
わたし自身の当時の感情を思い出してみるとぴたりとはまる部分があったことで、当時の自分に「それでいいんだよ」と言ってあげたくなりました。
また、婚活を卒業し、親になった女性にとっても自身を振り返るきっかけになってくれそうな本です。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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