婚活を通して得られることは「結婚する」という本来の目的以外にもたくさんあります。
アラサーからの婚活、シビアな現実を目の当たりにすることもあるし不安やプレッシャーに押しつぶされそうになることもあります。
が、「結婚したい」気持ちがあるのなら今、すぐにでも行動に移してほしい、出会いを求めてほしいと思います。
婚活での経験は自分自身の人間としての成長や精神的、経済的自立にもつながり、アラサー時代に経験しておくことで必ず身を助けることにつながるから。
この記事を読めばこんなことがわかります。
結婚する以外に得たこと・知ったこと
〇人を赦すことを覚えた
〇自分自身がどんな生き方をしたいのかがわかる
〇経済的な自立の意義
それでは内容にいきましょう。
アラサーからの婚活で結婚する以外に得られたこと
ひとを赦すことを覚えた、許せる範囲が広がった
婚活を通じて、家族や他人に対して寛容になったと思います。
なかなかうまくいかなかったからこそ、多くの人に相談したり、紹介していただいたり、当然将来もしこの人と結婚したらどうなるか?という想像もたくさんしたし、「なんで??」と思ったり、「どうして早く言ってくれなかったの?」と思うこともありました。
傷つくこともたくさんあったけれど「すべての出会いに感謝」しようと身をもって感じられたのは婚活を経験したからかもしれません。
『親も完璧ではない。』『お母さんも完璧な人間ではないんだから』
全部受け止めて一旦、自分の中で消化するようにしたら
『怒りからは何も生まれない』ことに気づいたのでした。
『結婚は究極の人間関係構築』です。
それまでは好む、好まない、合う、合わないで人間関係を選択してきたけれど婚活を通じて「良さを見つけられるか」「受け入れられるか」「ちょっと気になるところだけど許せるかも」
そんな考え方が身につくのが婚活かもしれません。
自分がどんな生き方がしたいのかが見えた
結婚はだれもが思うとおり、人生の大きな決断のひとつ。
結婚について真剣に考えて行動すること=自分自身の生き方がより明確になってくる
ことになります。
「転勤について行っても、まあいいか・・・」とぼんやり考えていたとしてもいざ、本当に婚活を始めると「転勤のなさそうな相手」を探していたりするかもしれません。
わたしは「姓を変えてみたい」と感じていたことがよくわかりました。
新しい姓を名乗ってみたい、メールの署名欄に「旧姓○○」と書いてみたい、心機一転したい、そんな気持ちもあったように思います。
結婚をどこかぼんやりとしていて、遠くに見える他人事ではなく、実際に「自分に起こりうること」『自分のこととしてリアルに感じる』ようになると独りでに具体的に動きだします。
自分事としてリアルに感じていると「本当は嫌なこと」も見えてきます。
そして自分自身が「どんな方向の生き方を望んでいるのか」見えてきます。
経済的に自立していることの意義
結婚に関係なく、女性も仕事を持って外で働く時代です。
婚活中の男性から最も人気があるのは「正社員」の女性で、正社員同士の結婚が最も多いことも統計が出ていました。
そうはいっても日本の場合、女性の賃金は全体的に上がっていません。本当にバリバリ高収入を得ている女性はほんの一握りです。
そんなことからも結婚し、パートナーと一つの家計を作っていったほうが将来的な安心材料は多いでしょう。
それと相反するようですが、今時点で『経済的に自立しようと思えばできる』状況を作れるとしたらそれは確実に「精神的な安定」につながります。
結婚しても相手は他人ですし、もしものときに選択できる人生の幅が広がります。そしてそのことが婚活中の心の余裕につながりますし、自立している女性は男性から人気もあります。
もし、うまくいかなくても「この仕事をがんばればいいや」それくらいに思っていれば
実りのない婚活パーティや良い出会いがなかったお見合いなどにも一喜一憂することなく、淡々と婚活を継続できます。
アラサーならそれなりの年数のキャリアを積んで来られた方も多いと思います。ぜひ簡単に捨てないでほしいし、仕事を通じて得られる充実感が婚活の辛さを緩和してくれることもある、とお伝えしたいです。
おわりに
婚活をしてみたけれど「やっぱり結婚しない」という選択になったとしても人生を真剣に考えたうえでの決断ならこれから先、10年後、20年後も納得して自分の道を生きられると思うのです。
逃げずに向き合ったことは決して無駄ではありません。
あなたのこれからの人生に少しでも参考になれば嬉しいです。
コメント