あなたがこれまでの人生で経験したきたことは、あなたのアイデンティティを確立する大きな要素になっているし、自信や自己肯定感につながっていることと思います。
しかし、自分自身のなかで「こだわり」や「執着」が強すぎると視野が狭くなってしまい、本当はいいものなのに見逃してしまったり、取り入れたらきっとうまくいく考え方なのに排除してしまうことがあります。
「しあわせな結婚」に向かうためには
ときとして今まで自分を作ってきた考え方やこだわってきたことや「こうでなくてはならない」と考えてきたことを疑ってみると
スルッと事が運んでいく場合があります。
この記事を読めばこんなことがわかります。
〇結婚相手に求める条件を1個だけに絞るとしたら??
〇あなたはどんなふうにでも変われる(女性はとくに柔軟性が高い)
〇親の結婚ではなく、あなたの結婚です
〇何度でもやり直せる
「こうでなくてはならない」事柄は意外に少ない
結婚相手に求める条件を3つまでにしましょう、と以前の記事に書きました。
「三つ」が思ったよりも大変だった場合も、思ったよりも簡単だった場合も一層のこと、「一つだけ挙げるとしたら」どんなことだと思いますか??
「どうしても譲れない条件ひとつ」だとしたら何を挙げますか??
「真面目に正規の職に就いている人」だったらどうでしょうか。あなたは正社員ですか?フリーランスですか??あなたは自分の仕事に対して熱意がありますか??誇れるものがありますか??
「類は友を呼ぶ」と言いますよね。
心配しなくても自分と似たような環境で育ってきた人や自分と価値観が近い人や趣味趣向が近い人が集まってくると思いませんか??
『あなたが今まで生きてこられた人生に寄り添える人=結婚するお相手』ですから過度に心配する必要はありません。
対話をしていく中で合わない方は自然に離れていきます。
「これじゃなくちゃダメ!」と思っているとせっかくのご縁を逃してしまうかもしれませんよ。
女性はとくに適応力が高い
「わたしはこれしかできない」と思っていませんか??
あなたはどんな風にでも変われます。
今ある環境や置かれている状況がどうであれ、あなたはどういう人にでもなれる可能性があります。
アラサーであればこれまでに築いてこられた立場や信頼関係もあることと思います。もちろんこれまでの蓄積も消えるわけではありません。
実際にわたしも「他人と暮らすのは無理」だと思っていた時期がありましたが
結婚してからも全然平気でした。新しい環境になじまなくてはと余計なことを考える余裕がなかったのかもしれませんが「その環境に置かれればなんとかなる」ものだと実感しました。
とくに女性のほうが「環境に適応する能力」が高い傾向があります。
地方から都会に出て行った学生さんでいつまでも方言が抜けないのは男性のほうで女性のほうが早く標準語になじむそうですよ。
親の結婚ではなく、あなたの結婚です。
必要以上に「親の期待に応えなくては」と考えていませんか??
ご両親の求める結婚相手の条件に合わせなくては親から反対されるのではないか?親不孝だと思われるのではないか?と心配していませんか?
①親はあなたのしあわせを願っている
ご両親はあなたが結婚した先のその先まで見ています。
『これから先、自分たちがいなくなってからも寂しい思いをせずに幸せに暮らしてほしい』
それだけがご両親の願いです。そのために親自身が「こういう人」なら安心だろうと思える条件の相手をピックアップして薦めてくるのでしょう。
②親が決めるのではない
そうはいっても「母がこう言っているから」「父の求める条件と違うから」と考えてしまうとしたら
親の言うこだわりポイントは「後回し」にしてみましょう。
あなたにとってそこ、本当に大事なところですか??
次男、三男かどうか、大企業にお勤めかどうか、大卒かどうか、など親の側から見た価値観で「これでなくてはだめ」「あれでなくてはだめ」と言われてしまうかもしれませんが
親の結婚ではなく、あなた自身の結婚であり、人生です。
あらゆる部分をふまえ、総合的にみて最終的に判断するのは自分自身なのです。どんなに頑張ってもご両親はあなたの人生についていくことはできませんので、ね。
何度でもやり直せるから大丈夫と開き直る
結婚したからには『添い遂げなくてはならない』
そう思っていませんか??もちろんそれが理想ですし、添い遂げるつもりで結婚します。
しかし、残念ながら一緒にやっていくのは無理がある、難しい、などの理由で離婚を選ぶ夫婦もいます。昔に比べるとまあまあの割合で離婚するカップルがいますので周りからもだいぶ受け入れやすくなったように思います。
できれば避けたいけれど、どうしても難しかったら別れる選択肢もある。そう考えればだいぶ楽になりませんか??最初の結婚がうまくいかなくても再婚でしあわせになる人もたくさんいます。
離婚のハードルや世間の風当たりがかなり緩和された今の時代、自分自身に必要以上のプレッシャーをかけないでくださいね。
こだわりを捨て、覚悟を決めれば「この人どうですか?」とあなたに合った男性がポンっと現れることでしょう。
おわりに
いかがでしたか??婚活にのめりこみ過ぎてこだわらなくてもいいところにこだわってしまうと大切な時間がもったいないです。
少しでも役に立てたら嬉しいです。
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