婚活中、何が大変だったか、何が辛かったか、何に悩んでいたかを改めて思い返してみると圧倒的に「親子関係」とくに「お母さんと娘」の関係でした。
いちばん近しい関係性だからこそ、多かれ少なかれ多くの人が葛藤し、今まで「良い娘さん」のイメージで生きてきた方のほうが悩みやすいところかもしれません。
私の体験も踏まえ、どうやって切り抜けたのかを解説します。
この記事を読めばこんなことがわかります。
〇婚活中のお母さんとの距離感や過ごし方
〇過干渉な親との付き合い方
〇大切なご両親と喧嘩にならない考え方
それでは内容に行きましょう。
自分のことをいちばん良く分かってくれていると思っていた親から理解してもらえないのは本当に辛いことですよね。実際にやってみてお奨めできる対応策を記しました。
目次
①聞き流した。
②両親からの提案を可能な限り受け入れた
③あえて距離を置き、会話を控えた
④全部受け止めようと決めた
⑤必ず結果を出して喜んでもらおうと決めた
①聞き流した
親からの話を全く聞いていないというわけではないのです。「両親の忠告は正しい」「わたしももう、20代後半だし」「やっぱり、一人でやっていける自信もないし」そう、概ね受け入れながらも感情的に突っ込んでくる容赦ない圧力は辛いと思います。
ここはあえて「聞き流す」ことも必要です。
「無視」ではなく、「聞いて、受け止めて、流す」。あえて長時間とどまらせることはしないという方法ですね。
②両親からの提案を可能な限り受け入れた
なんといっても親は娘のしあわせを願っています。なるべく苦労はさせたくないし、きちんとしたお家の真面目な息子さんと結婚させたいと思っています。
両親の薦めてくる「紹介話」や結婚にまつわる様々な提案は可能な限り耳を傾けました。あくまでも「親の発言は間違いではない」し、今の時代には合っていない部分もあるけれど「現実的で地に足が着いている生き方」の提案だと思います。
あなたのご両親はどのような人生を歩んでこられた方ですか??
人間は「環境」の影響を最も大きく受けます。それは「育った環境」が良くも悪しくもこれまでの人生に大きく影響していますし、今後の人生にも影響を及ぼすということになります。
親から結婚について話があったときに完全に遮るのではなく、「お父さんお母さんの意向はちゃんと届いているよ。」
という姿勢だけでも伝わればご両親はひとまず安心してくれるでしょう。
③あえて距離を置き、会話を控えた
そうせざるを得なかったのは辛かったのですが、口を開けば「喧嘩になってしまうのではないか」「日頃、抑えていた感情が大爆発してしまうのではないか」「お母さんを傷つけてしまうかもしれない」そんな不安を感じる日々。そんな中、20代前半の駆け出しの頃とは違う展開があります。
アラサーといえばお仕事も面白くなってくる頃。
そこそこやりがいも感じていたし、面白いプロジェクトも始まりそうだし、信頼してくれて任せてもらえる仕事も増えてきます。自分にとって「嬉しい」と思うことも親にとっては「仕事ばっかりして、どうするのかしら」な雰囲気。。。。。「親はわたしの結婚にしか興味がないのか」と悲しい気持ちになることもあるかもしれません。
そんなときはあえて仕事の話も控えてけんかにならない方法を取りましょう。
自分の意思で人生の方向性を考え、動いてきたあなたはきっと芯が強いし、意志も強いことでしょう。
女性の強さはこれからの時代、ますます必要になってきますし、あなたの持っている「つよさ」は大切に育んで良いのですよ。
ご両親とぶつかりそうになったらあえて必要以上にコミュニケーションを取らなくても良いのではないでしょうか。あなたが頑張っていることはご両親も見ています。
④全部受け止めようと決めた
あなたのご両親、とくにお母さまは50代くらいでしょうか。当然ですがあなたよりもだいぶ年上の女性ですよね。バリバリキャリアを築いてきた方かもしれないし、パート主婦、専業主婦かもしれませんね。
いずれにしても今アラサーなら多くの方は還暦前後のご両親ではないでしょうか。
私の場合、母は専業に近い主婦でした。結婚をめぐる小競り合いは辛かったのですが「ここで私が全力で跳ね返したらきっと傷つくのは母のほうだし、立ち直るまでに時間がかかるのは母のほうだろう。立ち直れないかもしれないな。。。。。」
そう考えました。
あなただったらどうでしょう。仕事もあるし、はまっている趣味もあるし、明らかに立ち直りが早いのは、若くて体力もあって外で刺激も受けている娘の側だと思います。
ご両親は大切なひとですか?お母さまは大切なひとですか??
『本当に大切なひとだと思うなら、その人の中のどんなその人も受け止めよう』
それが結論でした。そう決めてしまったら「無敵」です。「けんかしないように」と考える必要もなくなりました。「そんな言い方酷い」とわなわなとした心の声が聴こえてくる前に「一旦、飲み込んで吸収してしまう」ことを覚えたのです。
「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる「ぬりかべ」というキャラクターをご存じですか?あのイメージです。(ぬりかべさんに失礼でしたらごめんなさい)
⑤必ず結果を出して喜んでもらおうと決めた
親子関係で悩むのはどうしてでしょうか。「両親と良好な関係を築きたい」
多くの方はこんな思いでいるのではないでしょうか。だからこそ、親から責められるのも辛いし、親の期待に応えられない現実の中にいるのが辛い、そんな思いではありませんか??
きっとご両親、とくにお母さまも不安なのです。
お母さんだからこそ、真剣に心配するし、感情をむき出しにしてしまうのです。
自分自身で「結婚する」という道を決めて、つまり結果を出して「安心してもらおう」
そのときは必ず来るからそこまでは頑張ろうと決めたのでした。
お母さんのお薦めするとおりの結婚がうまくいかなかったとき、お母さんに責任転嫁することはできません。今が辛くても「自分で決めよう」と決め、「そのときは来る」と決めた、自分自身がブレなければ大丈夫。きっとうまくやりきれます。
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お母さんと共通の話題があると気がラク
婚活中はどうしてもお母さんとの関係性に不安を感じる場合が多いことでしょう。
お母さん世代の結婚と令和の結婚は社会情勢も世間の常識もかなり違いますし、親子であっても価値観の相違があって当然です。
「娘だからわかってくれる」
ではなく、
「一人の人間として娘を尊重する」ことができるお母さんだとありがたいのですが
「娘が心配」この感情で動かれてしまう、ここが親子関係の難しいところなのです。
お母さんと盛り上がれる話題はありますか??
婚活で行き詰ってもこの話なら盛り上がれる話題があると気がラクになります。
芸能人ネタでも、趣味でも、お気に入りのパン屋さんやレストラン、お酒、何でもいいのですが
「家族」の話題は避けましょう。
きょうだいや同年代のいとこと比較されたりしたら悲しいですものね。
わたしの場合は「ファッション」でした。ティーンの頃からファッション誌を読むのが大好きでしたし、母も流行を自分が着るかは別として、いつもトレンド情報はキャッチしていましたから。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
「結婚」となると「個人の問題」ではなく「家族を巻き込む一大イベント」になります。
今回、こういった記事は書かないほうがいいのではないかと悩みましたがわたしが婚活をしていたときに、親子関係の悩みについて参考になる情報を見つけることも探すこともできず、悶々と悩んでいた時期もありました。
また、私ほどではなくても意外に似たような経験をしている友人がいました。
今、悩んでいる誰かにとって少しでも役に立てたら嬉しいです。陰ながら応援しています。
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